入院のしおり4

喜べること

喜べと言われても、人によってさまざまでしょう。

また、素直に喜べる時もあれば、どうしても喜べない時もあります。

それでも、そんな時に、次のような「三つの不思議」を感じることはできないでしょうか。


① 生まれたという不思議

病気になると、「なぜ自分がこの病気になったのか」と考えてしまいます。

しかし「なぜ」と考えるなら、その一番初めの問いは、

「なぜ自分は生まれてきたのか」という不思議ではないでしょうか。

その不思議に、まず感謝してみましょう。


② 両親のもとに生まれたという不思議

もしあなたの両親が、あなたを生む前に亡くなっていたら、あなたは生まれていません。

そのまた両親、さらにその前へとさかのぼっていけば、

あなたという存在が、どれほどの偶然とつながりの中で生まれてきたのかが分かります。

あなたは、奇跡の積み重ねの中に存在しているのです。


③ あなたの人生の不思議

今こうして入院しているということは、今まで生きてきたということです。

その中には、危ない場面や、つらい出来事もあったかもしれません。

それでも今ここにいるということは、

多くの人に支えられて生きてきたということでもあります。

そのことに、まず感謝してみましょう。


喜ぶことは簡単ではありません。

それでも、小さなことでもよいので、

今ある中に喜びを見つけることができたなら、

それはこれからの大きな支えとなります。


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